交通事故に遭ったらまず病院へ!あとで症状が出ると保険がおりない!?

交通事故に遭ったらまず病院へ!

交通事故に遭ってしまった場合、「痛くないのに病院に行ってもいいの?」と悩む人が多いのではないでしょうか。痛みやしびれなどの症状がなくても、交通事故に巻き込まれたら必ず病院に行きましょう。今回は、交通事故で必ず病院に行くべき理由や注意点について解説していきます。交通事故の被害者になった人は、ぜひ参考にしてください。

交通事故に遭ったら必ず病院に行くべき5つの理由

交通事故にあった場合、痛みやしびれなどの症状がなくても病院に行かなければいけない理由には以下の5つが挙げられます。

  • 交通事故直後は痛みやしびれを感じにくいから
  • 見た目では確かな症状が確認できないから
  • 軽症を放置すると重症に発展する可能性があるから
  • 治療費や慰謝料をもらうことができないから
  • 症状と交通事故の因果関係を証明できないから

交通事故直後は痛みやしびれを感じにくいから

交通事故後に病院に行こうか悩んでいるほとんどの人の理由が、痛みなどの症状がないことではないでしょうか。しかし、交通事故の症状はすぐに出るわけではありません。交通事故に遭い興奮状態になると、神経が昂り痛みやしびれを感じにくくなります。その場合、交通事故の現場では症状を感じないものの、時間が経ち落ち着いたら痛みや痺れを感じてしまうのです。

見た目では確かな症状が確認できないから

交通事故に遭い流血など目で見てわかる症状がない場合、「病院に行くのは大袈裟かな?」と悩む人も多いでしょう。しかし、交通事故では見た目で確認できない症状が起こる可能性があります。代表的な症状として挙げられるのが、「むちうち」と「脳内出血」です。

  • むちうち:頚椎の神経などが損傷し首や腕に痛みやしびれなどが起こる症状
  • 脳内出血:脳や頭蓋骨内の組織が損傷し出血する症状

これらは見た目では気づきづらく、自覚症状がないこともあるので自分ではすぐに気づくことができません。これらの症状が起きていないかを確認するためにも、症状がなくても病院に必ず行く必要があるのです。

軽症を放置すると重症に発展する可能性があるから

痛みやしびれが軽いからといって、放置すると重症に発展する可能性もあります。とくにむちうちを放置すると慢性的な痛みになってしまい、完治が難しいです。脳内出血は放置すると命に関わる重大な症状のため、症状が全くなくても病院に行くことが求められます。

治療費や慰謝料をもらうことができないから

交通事故の被害者と認定された場合、治療費や慰謝料をもらうことができます。しかし、病院に行かなければ被害者として認定されないため、本来もらえるはずのお金を受け取ることができません。治療費や慰謝料は原則加害者側の保険会社からもらうことができるので、交通事故に遭ったら加害者と連絡先を交換することも大切です。

症状と交通事故の因果関係を証明できないから

交通事故後に病院に行かなければ、あとから症状が出る可能性もあります。あとで痛みやしびれが出て病院に行っても、本当に事故による症状なのか証明することが難しいです。証明ができなければ治療費や慰謝料をもらうことができず、本当は払ってもらえるはずだった治療費を自費で負担するといった悲しい結果になってしまいます。

交通事故で病院に行くときの注意点

交通事故が原因で病院に行く場合、以下の3つの点に注意が必要です。

  • 資格がある正しい病院に通う
  • 診断書をもらう
  • 定期的に通う必要があるかを確認する

資格がある正しい病院に通う

交通事故に遭った場合、通うべき病院は以下の2つです。

  • 整形外科
  • 整骨院

整形外科ではMRIやCTを使った精密検査をおこなうことができ、交通事故による症状を発見できます。症状がむちうちなどの外傷の場合は、整骨院に通い必要な処置をおこないます。整骨院を利用すると、手技療法や物理療法など症状に合わせた施術を受けることが可能です。

ただし、整骨院は資格を持つ施設を選びましょう。無資格の整骨院に通うと治療行為と認められず、治療費がもらえない可能性が高まります。

診断書をもらう

病院に行ったら、必ず診断書をもらってください。診断書は治療費や慰謝料を請求するために必須となり、診断書がなければ加害者の保険会社から治療費や慰謝料の支払いを拒まれてしまう可能性があります。診断書は、病院でなければもらうことができません。交通事故と治療の因果関係が認められれば、診断書の作成費用も請求することができます。

定期的に通う必要があるかを確認する

交通事故の症状によっては、病院に定期的に通い治療を受ける必要があります。しかし、定期的に通う診断がされていないにも関わらず病院に何回も通った場合、初診以外の治療費を払ってもらえない可能性が高いです。病院に通う頻度や回数は医師に確認し、確証が取れてから通うようにしましょう。

まとめ

交通事故にあった場合、痛みやしびれなどの症状がなくても必ず病院に通わなければいけません。交通事故の症状はすぐに感じることが難しく、外傷では確認できない症状が起きている可能性もあります。治療費や慰謝料をもらうためにも、必ずすぐに病院に行きましょう。

病院で診断してもらったあとの治療は、交通事故施術の敏腕100名にも選出されたウィルグループ整骨院にお任せください。交通事故に特化した治療をおこななっており、全身を細かく検査したうえで最適の治療をいたします。